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2011年01月13日

鏡開き

今日は講師の研修で全員そろったので、毎年恒例の鏡開き。

002003 学院の狭くて寒い台所で

 学院の料理名人の富田・工藤講師が

 がんばって お雑煮の準備。

006004   いつもはワイワイガヤガヤなのに

 全員 食べることに夢中。

 みんな お変わりをして

大満足・・・・・・・ごちそうさまでした。

ところで  鏡開きとは?????

お正月に年神様に供えた鏡餅を食べ、一家の円満を願う行事だと

言われております。お供え開き、お供えくずし、鏡割りなどとも言われます。

昔は1月20日に行われましたが、現在では1月11日に行われます。

江戸時代武家では具足開きといい、鎧兜に供えた具足餅を下して

雑煮にして食べ、婦人は鏡台に供えた鏡餅を同様にして食べたそうです。

武士は刃柄(はつか)を、婦人は初顔(はつかお)というように、それぞれ

もっとも重視する道具と二十日(はつか)との語呂合わせで祝ったようです。

近年は武道の寒稽古に引き継がれ、終わった日に鏡餅でお汁粉をつくって

食べることが多くみられます。鏡餅は刃物で切ることを忌み、手で欠いたり

槌でたたいたりして割り、開くというのは縁起を担いで、めでたいことばを

使ったものだそうです。

鏡餅は本来、稲作に伴う儀礼で、農耕神として年神様への供物であって

それを下して食べることは、正月の祭りの終わりを意味するものでした。