今日は講師の研修で全員そろったので、毎年恒例の鏡開き。
学院の狭くて寒い台所で
学院の料理名人の富田・工藤講師が
がんばって お雑煮の準備。
いつもはワイワイガヤガヤなのに
全員 食べることに夢中。
みんな お変わりをして
大満足・・・・・・・ごちそうさまでした。
ところで 鏡開きとは?????
お正月に年神様に供えた鏡餅を食べ、一家の円満を願う行事だと
言われております。お供え開き、お供えくずし、鏡割りなどとも言われます。
昔は1月20日に行われましたが、現在では1月11日に行われます。
江戸時代武家では具足開きといい、鎧兜に供えた具足餅を下して
雑煮にして食べ、婦人は鏡台に供えた鏡餅を同様にして食べたそうです。
武士は刃柄(はつか)を、婦人は初顔(はつかお)というように、それぞれ
もっとも重視する道具と二十日(はつか)との語呂合わせで祝ったようです。
近年は武道の寒稽古に引き継がれ、終わった日に鏡餅でお汁粉をつくって
食べることが多くみられます。鏡餅は刃物で切ることを忌み、手で欠いたり
槌でたたいたりして割り、開くというのは縁起を担いで、めでたいことばを
使ったものだそうです。
鏡餅は本来、稲作に伴う儀礼で、農耕神として年神様への供物であって
それを下して食べることは、正月の祭りの終わりを意味するものでした。