昨日の吹雪が嘘のように今日の札幌は快晴です。
明日は 節分ですね。皆さまのところは豆まきには落花生?それとも大豆?
我が家は小さい時から落花生です。小さい時は、落花生の先を少し割り
そこに1円・5円と書いた小さな紙を挟んで豆まきをしました。
拾った豆の中に白い紙が挟まっていると、飛び上がって喜んだものでした。
皆さまの節分の思い出は?
最近では節分というと 豆まきより恵方巻きの方が・・・・・・・?
ところで、節分とは?
「季節の分かれ目」の意味で四季の変わり目で立春・立夏・立秋・立冬の
前日をいいます。今は冬の節分(立春の前日)のみが雑節として残っています。
この時を1年の境と考えた時期があり大晦日と同じような年越の行事が
行われました。近年では柊の枝に鰯の頭を刺したものを戸口に挟み
邪気を避けることや、豆をまいて悪鬼を払う行事が行われ、これは
追儺(ついな)といって朝廷の年間行事である大晦日の夜、悪鬼を
追い払う儀式であり鬼遣らい(おにやらい)ともいいます。
柊と鰯は「土佐日記」の元旦の条にも見えます。
「歳時故実大慨」には「節分立春の節の前日となり今宵門戸に鰯の
かしらと柊の枝を挿し邪気を防ぐの表示とし 又炒大豆(いりだいず)を
升の器に入れて それを暗に打ちはやして祝い賀す」とある。
現在では各地にそれぞれの風習があり、神社仏閣では伝統として
追儺の儀式があって多くの人が集まります。
24節季では立春から啓蟄(けいちつ)までを正月節としており
旧暦では立春を一年の初めとした。
節分を「年取り」と呼ぶ地方があり年男が豆をまいたり、年の数だけ
豆を食べるのは春の初めの年取りの行事だからだそです。
家庭では夕方表口から始めて主な部屋から部屋へと「鬼は外、福は内」
と唱えながら豆を拍(う)ちます。