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2011年02月02日

節分

昨日の吹雪が嘘のように今日の札幌は快晴です。

明日は 節分ですね。皆さまのところは豆まきには落花生?それとも大豆?

我が家は小さい時から落花生です。小さい時は、落花生の先を少し割り

そこに1円・5円と書いた小さな紙を挟んで豆まきをしました。

拾った豆の中に白い紙が挟まっていると、飛び上がって喜んだものでした。

皆さまの節分の思い出は?

最近では節分というと 豆まきより恵方巻きの方が・・・・・・・?

ところで、節分とは?

「季かれ目」の意味で四季の変わり目で立春・立夏・立秋・立冬の

前日をいいます。今は冬の節分(立春の前日)のみが雑節として残っています。

この時を1年の境と考えた時期があり大晦日と同じような年越の行事が

行われました。近年では柊の枝に鰯の頭を刺したものを戸口に挟み

邪気を避けることや、豆をまいて悪鬼を払う行事が行われ、これは

追儺(ついな)といって朝廷の年間行事である大晦日の夜、悪鬼を

追い払う儀式であり鬼遣らい(おにやらい)ともいいます。

柊と鰯は「土佐日記」の元旦の条にも見えます。

「歳時故実大慨」には「節分立春の節の前日となり今宵門戸に鰯の

かしらと柊の枝を挿し邪気を防ぐの表示とし 又炒大豆(いりだいず)を

升の器に入れて それを暗に打ちはやして祝い賀す」とある。

現在では各地にそれぞれの風習があり、神社仏閣では伝統として

追儺の儀式があって多くの人が集まります。

24節季では立春から啓蟄(けいちつ)までを正月節としており

旧暦では立春を一年の初めとした。

節分を「年取り」と呼ぶ地方があり年男が豆をまいたり、年の数だけ

豆を食べるのは春の初めの年取りの行事だからだそです。

家庭では夕方表口から始めて主な部屋から部屋へと「鬼は外、福は内」

と唱えながら豆を拍(う)ちます。