結城紬の出来上がるまでの行程について詳しくお話いただきました。
真綿掛け
まゆから真綿を作ります。繭を煮沸して、薄くみえる糸口に親指を入れて
少しづつ広げ5個から6個を重ねて 袋につくり室内で乾燥します。
これを通称「袋まわた」と言います。
糸つむぎ
つくしから真綿を細く引き伸ばして つばをつけて少しひねるようにして
糸にします。
かすりくくり
かすりくくりを 実際にほどかせて いただきました。
木綿糸は 濡れるとしまる性質をうまく利用しているようです。
結び方も工夫されているので、力を入れて上下に引くと すぐほどけます。
実際に地機の実演も見せていただき
参加された皆さまは すっかり 結城紬の虜になったようです。