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2011年04月08日

和の春色

周りの家々の庭で 福寿草・クロッカスの花が咲き始めました。

今朝のテレビでは松前の桜もと・・・・・・・・

ようやく 北海道にも春が・・・・・・

でも でも おひさまは 不公平・・・・・・・?

我が家は まだまだ 雪にうもれております。

最近の朝の日課は つるはしを振りかざしての氷割り・・・・

朝早いので まだまだ スコップがささらず つるはしを振りかざして

一汗流します。 きっと ダイエットになると 信じて・・・・・・・・

四季の色

 日本人の敏感な色彩感覚は四季の変化に富んだ自然環境により

培われてきたと 言われております。

萌黄(もえぎ)色・桜色・蘇芳(すおう)色・山吹色・若草色・菫(すみれ)色

冬から春に移る山々の、もやに包まれた綿菓子のような薄桃色、

猫柳の銀鼠(ぎんねずみ)、満開の桜が散った後の若さ溢れる萌黄色、

秋にはその葉が紅く彩づき朽葉色(くちば)となり冬枯れ、その冬枯れの

中にさえも 色彩の豊かさを見つけることができます。

平安の宮廷での装束は、何枚もの衣装を重ね季節ごとの植物や自然の

様子を模した配色(襲色目)を身にまとっておりました。

はるか昔から このように 自然と一体になることで 喜びを感じ

色彩感覚も 研ぎ澄まされて きたのではないでしょうか。