2010年10月15日

食器

今日はめずらしく学院は静かです。午前中の高等科

午後から 私のお生徒さん一人だけ。後は まったく出入りなし。

しーんと静まりかえっています。一人でいるのが何となく怖くなります。

先日のテーブルマナー以来 自分の周りの食器が気になるようになりました。

その時 しばわんこの本に出ていた「自分のお茶碗・自分のお箸」という

内容を思い出しました。

子供の頃の自分のお茶碗の絵柄を思い出せますか?

自分専用の食器を持つということは日本人にとってはごく普通の

感覚ですが、世界では数少ないめずらしい習慣のようです。

私たち日本人は温かいご飯を盛ったお茶碗やそれを口に運ぶ

箸に郷愁を感じます。そして家族の成長や変化と共に食器も

移り変わってゆき、やがて 懐かしい食卓の風景として心に

甦ってくるのでしょう。

きっと 皆さまも 食器の思い出はたくさんあるのではないでしょうか?

私は 父親のお茶碗が大きくて立派で、お茶碗を洗うときは、絶対壊したら

だめなんだと すごく緊張して 扱ったことを覚えております。

自分の絵柄ははっきり覚えてはいませんが、ふちが少し欠けて

新しいのを買ってもらっても、ずっとふちのかけてお茶碗を使って

いたようなきがします。

食器にまつわる思い出というのは 心がポット温かくなることばかりですよね。

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