2011年04月13日

かん袋 ?

「かん袋」 とは 鎌倉時代末期に創業した、知る人ぞ知る お店の 名前です。

五代目の忠兵衛さんが、当時貿易港として栄えていた堺に、明国より入荷した

農作物を利用して塩味で挽き合し餅をくるんで茶菓子を創業して、これを

「くるみ餅」と名付けました。 その後、ルソンから砂糖が輸入され、甘味が

加えられ現在のくるみ餅となりました。

徳左衛門の時代に秀吉が大阪城を築城しました。天守閣の瓦を運びあげるのは

容易ではないと感じた徳左衛門は、毎日奉仕にでて、瓦を取っては次から次へと

放りあげました。瓦は春風に煽られて紙袋がひらひらと舞い散るように屋根にあがり

居並ぶ人々は感嘆の声を発し、これを見た秀吉が「かん袋が散るように似たり」と

その腕の強さをたたえ、「以後 かん袋と名付けよ」と命じ、それより

「かん袋」が商号となりました。

本当に一度聞いたら 忘れない名前ですよね。

もちろん お味も 今までに 経験したことのない 食感で感動でした。

さすが 全国から お客様がくるのが 納得 でした・・・。

場所を知りたい方は 裕子ばあちゃんまで・・・・・(^-^)

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