月別アーカイブ: 2010年12月

2010年12月08日

歌舞伎

最近はテレビ・雑誌でも毎日、某歌舞伎役者の話題でもちきりですね。

だからという訳ではありませんが、今日は歌舞伎について・・・・・・・・・

歌舞伎は伝統芸能といういかにも堅苦しい雰囲気ですが、本来庶民の

楽しみでした。

“自由人のかぶき者”阿国(おくに)

江戸時代に庶民の演劇として花開いた歌舞伎。

江戸幕府が開かれた1603年頃、出雲の阿国という女性が

京都で興行し、絶大な人気を博した“かぶき踊り”が、現在の

歌舞伎の源だといわれているそうです。

阿国の舞台の特徴は、派手で奇抜な衣装を身にまとい、時に

男装をして女装の男優とラブシーンを演じるなど、当時の人々の

度肝を抜く斬新さにあったようです。

“かぶく”という言葉は「常識からはずれたふるまい」を意味し、

そのような人々を「かぶき者」と呼びました。阿国の自由闊達な

かぶき踊りに触発され、多くの女性芸能集団が生まれたものの

“風紀を乱す”という理由から女性は舞台に立つことを禁じられました。

これを機に、女形が誕生することになったのだそうです。

                                    「しばわんこ」より

2010年12月07日

またまた本の紹介です

朝の雨があっという間に雪に変わりました。

そして夕暮れとともに 寒さもましてきました。

車を運転しない私には、分かりませんが、滑って怖いので

みんな 早く帰ろうと準備しております。私はまだまだやることが

あるのに・・・・・・・・・(;一_一)

今回は お子様対象の本ではなく、大人の女性向けかな・・・・・

佐伯チズさんの「和美人の本」東京書籍株式会社出版

五感が豊かな日本人。季節感を重んじる日本人。着物はここで生まれ

育った文化です。もっと大切にしたい、そして伝えていかなければ・・・・・など

うんうんとうなずけることばかり・・・・・・

ぜひ 読んでみては いかがでしょうか。

学院にも置いておりますので 見てみたい方はどうぞ(*^_^*)

2010年12月06日

振袖おけいこ

土曜日は午後から認定式のきものショー花結びに参加した

皆さんの打ち上げがありました。

お菓子や講師手作りのケーキ・学院ではおなじみのいも団子汁と

頑張った皆さんの労をねぎらいました。

残念ながら 私は 午後から お嫁さんの着付けが入っていたので

ごちそうはいただけませんでした(;一_一)

その後は みなさん 遅くまで振袖のおけいこをして帰ったようです。

私も洋髪に色打掛・その後綿帽子に白無垢姿の花嫁さんと

二パターンの前撮りの着付けをしました。終わって外に出たら

クリスマスツリーと煙突に上るサンタクロースが・・・・・・・・

疲れもすぐ吹き飛んで、心があったかくなりました(*^_^*)

001003

004  暗くて煙突は見えませんが

 サンタさんは一生懸命登って

 います。

 

今日も朝早くから 成人式にむけて振袖のおけいこに

たくさんの方が暗くなるまでがんばって おりました。

それと 今日は久しぶりに懐かしい方が学院にいらっしゃいました。

数年前に学院の認定式のパーティーでも 出演していただいた

一世一代時代組の渡辺さん。

12月14日・15日に公演をすることになったというので知らせにきて

くれました。そこは 何にでもすぐ興味を示し、のるのが学院????

さっそくチケットを購入・そしてお生徒さんもやっぱり・・・・・・・・

購入してくれました。内容もよく分かってないのに、何にでも興味を

しめすのが学院らしさ????????かな

2010年12月04日

恒例

「恒例」よく耳にする言葉です。

学院でも よく 毎年恒例 新作発表会・毎年恒例 認定式 などと

毎年恒例になると 自分の中でも 知らず知らずのうちに 予定に

入れております。そんな時に お誘いがないと 寂しくなったり、

何かあったのかと心配になったりします。

今年も そんなに 意識してなかったのですが、そういえば 

学院の認定式が終わったら、北海道ドレスメーカー学院の

ファッションショーがあったよな と思っていたら ご招待状をいただきました。

昨夜のすごい雨の中を 出かけてきました。

毎回毎回感動をいただきます。

デザインはもちろんなのですが、演出・モデル・音楽とすべてが

勉強になります。

また 来年もきっと 知らず知らずのうちに 私のスケジュールの中に

恒例として 入ってくることと思います。

2010年12月03日

頼もしい !!! 

昨日の地震につづき、今日は朝から 風と雨で・・・・・・

傘をさしても 風でおされて 自分の行きたい方に進めないほど(;一_一)

そんな 嵐の中を 高等科のみなさんは 着物姿で 出席してくれました。

五階の窓から見ていると、風に振り回されている男性陣を横目に

さっそうと 風に向かって突き進む姿は さすが かあさん!

たのもしい限り・・・・・・・・(*^_^*)

外の嵐もなんのその・・・・今日は振袖のおけいこ・・・・・

汗をふきふき   数十年??前を思い出しながらすっかり

二十歳の頃にもどっておりました?

2010年12月02日

成人式振袖おけいこ

今日は朝から1日総学院長の研修がありました。

全国のグループの総学院長なので、数日前から すご~く

緊張します。でも終わったあとは、すご~く 賢くなったような気がします。

(笑い話)昔、「総長研修があります」と電話連絡をした時の返事・・・

      「早朝って 何時からするんですか??????」

 

成人式の振袖おけいこが始まっています。

12月は4日13:00~16:00

     6日10:00~16:00

    9日 10:00~16:00

   11日 13:00~16:00

   16日 10:00~16:00

   18日 13:00~16:00

   20日10:00~16:00

   25日13:00~16:00

   27日10:00~16:00  です。どんどんおけいこに

 お出で下さい。 新しい帯結びに挑戦しましょう!!

2010年12月01日

八重山みんさー

ことし最後の染展も無事に終わりました。

ご出席いただきました皆さま本当にありがとうございました。

今回、はじめて目にした方もいらっしゃると思います。

「八重山みんさー 」よく耳にすると思いますが、なかなか本物を

触って 見ることは・・・・・・・

001

 002                                 1600年代から沖縄八重山では

「みんさーふ」と呼ばれる綿糸を

藍で染めて織った角帯が

織られてきました。

この帯は婚約の印として女性が男性に贈ったのだそうです。   

昔は八重山にも通い婚の風習があり、男性の求愛を女性が受け入れた

あかしとして自らの手で織って男性に送ったのだそうです。

帯の絣の柄に五つの絣柄と四つの絣柄が交互に配されていて

これは「いつ(五つ)の世(四つ)までも末長く」という心が込められ

帯の両脇のムカデの足に似た模様(ヤツサミと呼ばれています)には、

通い婚時代を反映して「足繁くおいでください」という意味が

表現されているようです。

平成元年の4月に伝統工芸品の指定を受け、従来、石垣や竹富で

織られていたみんさー織りが「八重山みんさー」と統一されたということです。