きものの約束」カテゴリーアーカイブ

2011年10月15日

きものの約束事

先日、地下鉄の階段で 絽の着物に 夏のロング羽織・・・・・

涼しげな後ろ姿に うっとり・・・・・・・   つい前姿は?

小走りに 追い越し 振り向くと 前姿も さすが・・・・・ やっぱりきものはいいなぁ・・・

と思いきや ある一点で 目が点に・・・・・・・・・

なんと 帯締めが 白の礼装用の平組・・・・・・・

結び方は 出べそのように・・・・・(ー_ー)!! 房は 両方共 下向き(ー_ー)!!

折角 きれいに着られて コーディネートも帯締め以外は完璧なのに・・・・・・・

お着物には 約束事がたくさんあります。

帯締め1本にも 夏には夏用・平組の結び方・慶弔の房の向き・・・・・・

昔から守られてきた 決まり事は これからの若い世代の方に

受け継いでいくのが アラカンばあちゃんの役目かな・・・・・・と感じた

一瞬でした。

2011年10月15日

夏衣

壊れているのではと思うくらい、学院の温度計は34度と35度を行ったり来たり(@_@;)

暑いというのも 口にできないほど・・・・・・・・・・(ー_ー)!!

こんな猛暑の中、お生徒さんは頑張っております。

私たちも洋服を着ているときは だら~っと しておりますが・・・・・・・・・

いったん 着物を着ると・・・・・・・シャッキと・・・・・・・涼しげな顔に・・・・

涼しげな顔をできるのは 夏衣のせいなのでしょう・・・・

見た目にも涼しく軽やかなお着物を夏衣ともいいます。

お着物には移り変わる季節に応じて仕立て方や素材の選び方に約束事が

あります。初夏や夏の終わりは裏をつけない単衣のお着物。

真夏は絽や紗など透ける素材を使った単衣を着ます。

通気性の高い麻や軽く繊細な上布の夏の素材です。

暑い夏に涼やかに夏衣をまとうと素敵ですし

大人の女性っていう感じ・・・・・・・