お生徒さん・サークルの方々と 道立近代美術館の「浮世絵細見」に
行ってきました。
あいにくの 雪になってしまいましたが、皆さま感動の一日でした。
最初に 美術館の立派な講堂において、学芸員の方から 講和を
していただきました。
浮世絵細見の「細見」とは案内・手引き ガイドブック
浮世絵の役割は江戸時代の 「情報誌」・どのような着物が流行しているのか
髷の結い方は等々の情報をえる手段
力をつけた 江戸時代の町人の好みが浮世絵を見ることによって
理解できるという話からはじまり 小袖のはなし
江戸時代でも 文化の中心は京都であり、友禅を持つということは
いまでいう 一流のブランド品を持つことと同じであった。
小袖雛型・更紗・花魁衣装・お化粧について・かんざし・・・・・
すご~く 勉強になりました。そして 実際に会場で 浮世絵・小袖・調度品を
見るときに 参考になり なおかつ 10倍楽しんで 観賞できました。
泰平の世の中で「いき」という
独特の美意識が生まれ、庶民の間に装いや遊びの文化が育まれた江戸時代。
女性の着物、装飾品、化粧、髪型などは、遊郭の女性や歌舞伎役者をリーダーとして
洗練されていった 経過を垣間見ることができ なおかつ
江戸時代にタイムスリップしたようなひと時を過ごす事ができ、感謝しております。