通勤途中、毎朝 引越しの
トラックに会うようになりました。
引越しの時期なんですね。
昔は 引越ししてきた 新しい ご近所さんから、
引越しそばやてぬぐいなどを 頂きましたが、最近は
そのような風習は消えてしまったのでしょうか。
日本てぬぐいには、昔からいろいろな文様が使用されてきました。
写真のような「よきこときく」文様にも意味があります。
一つ目は斧を表す文様 小さい斧をよきといいます
二つ目は琴柱(ことじ)といって琴の音の高低を調節する道具
三つ目は万寿菊の文様(饅頭のような形の菊)
※文様に隠された謎
斧琴菊、一見駄洒落のようですが、実は中国のこんな故事に
由来するとか。
「琴の名手伯牙(はくが)の親友鐘子期(しょうしき)は、伯牙の
音楽の最高の理解者だった。鐘子期が死ぬと伯牙は弦を絶ち
再び琴を弾くことはなかった」
琴の弦を絶ち切るように配置された斧には強い友情の
物語が隠されていました。
この他ににも「鎌輪ぬ」「市松」「つらの皮梅」「めくり重ね」etc
武家女性の間で流行したもの、歌舞伎役者から流行したもの
江戸っ子の好みから・・・・・・などなど
おもしろい中にも、しっかり意味がある文様、
ほんとに文様って おもしろいな~ぁ(*^_^*)
ーしばわんこよりー