2010年03月30日

文様っておもしろい パート1

005 通勤途中、毎朝 引越しの

トラックに会うようになりました。

引越しの時期なんですね。

昔は 引越ししてきた 新しい ご近所さんから、

引越しそばやてぬぐいなどを 頂きましたが、最近は 

そのような風習は消えてしまったのでしょうか。

日本てぬぐいには、昔からいろいろな文様が使用されてきました。

写真のような「よきこときく」文様にも意味があります。

一つ目は斧を表す文様 小さい斧をよきといいます

二つ目は琴柱(ことじ)といっての音の高低を調節する道具

三つ目は万寿の文様(饅頭のような形の菊)

※文様に隠された謎

斧琴菊、一見駄洒落のようですが、実は中国のこんな故事に

由来するとか。

「琴の名手伯牙(はくが)の親友鐘子期(しょうしき)は、伯牙の

音楽の最高の理解者だった。鐘子期が死ぬと伯牙は弦を絶ち

再び琴を弾くことはなかった」

琴の弦を絶ち切るように配置された斧には強い友情の

物語が隠されていました。

この他ににも「鎌輪ぬ」「市松」「つらの皮梅」「めくり重ね」etc

武家女性の間で流行したもの、歌舞伎役者から流行したもの

江戸っ子の好みから・・・・・・などなど

おもしろい中にも、しっかり意味がある文様、

ほんとに文様って おもしろいな~ぁ(*^_^*)

             ーしばわんこよりー

 

 

 

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