月別アーカイブ: 2011年2月

2011年02月15日

勉強会

昨日は 3月の結城紬のお勉強会に先立ち、講師たちを対象に

結城紬のお勉強をしました。

結城紬は室町時代に結城家から年々室町幕府鎌倉管領へ献上品として

紬織りを使用したので結城家の名をとって結城紬と呼称されるようになり

世に出たといわれております。

お生徒さんのお役に立てるように しっかり 結城紬について勉強しましたので

どんどん質問してくださいね。

しっかり勉強した後は お腹もぺこぺこ・・・・・・・ そこで、いつもの如く

024025   学院の料理長による

  具だくさんうどん。

  最高・最高・・・・

 ごちそうさまでした。

 勉強もしっかりしましたよ。

2011年02月14日

銭湯での楽しみ

銭湯って 広々して身も心もリフレッシュしますよね。

だから私は 家風呂より銭湯が大好きです。

昨日も いつもより早めに行ってきました。

毎回 露店風呂に入って ボーっとしている時間が 最高!

昨日もボーっとしながら 隣りの おばさん軍団の話が耳に入ってきました。

井戸端会議ならず 風呂端会議・・・・? でも 興味ある話でついつい耳を・・・

「最近は パチンコはお金がかかるから ゲームセンターにおじいちゃん

おばあちゃんが たくさんいるよね」

「そうそう うちの隣も 何かあったらゲームセンターにいるからと言って

毎日出かけているよ」

「パチンコは 入るお金も大きいけど、出るお金も半端じゃないから」

「さみしい 話だね」 「そうでも ないようだよ。毎日行くから 友達が

たくさんできるらしいよ」 「でも 私は いやだよ。やっぱり侘しいよ」

「パチンコは 一人だけど、コインゲームはみんなでワイワイするらしいよ」

「必ず 顔見知りがいるから 楽しくなるらしいよ」

「私は 絶対そんな寂しい人生はいやだな」 「もっと 違う楽しみ方ないのかな・・」

延々と話は つづいておりましたが、私は のぼせるので早々に

あがりましたが・・・・・    みなさまは どう考えますか・・・・・?

お風呂上がりは 第二日曜日だったので、こうしん寄席の日。

北大の落研の学生さんが、お風呂上りの方々を対象に落語を披露して

くれます。第二日曜日はそれを楽しみにして来る方も・・・・・・

なかなか笑えない学生さんもいますが、観客は一生懸命笑って

あげようという気持ちが伝わってくる、あったかムード一杯の会場。

人情という言葉がぴったりの 銭湯のひと時でした・・・・。

 

 

2011年02月10日

“浮世絵細見” 参加者募集

日時 3月2日(水)10:30 みんなで道立近代美術館に行きましょう!

現在 北海道立近代美術館において、いきな女の江戸ぐらし

「浮世絵細見」が開催されております。

【江戸の暮らし】というと、どのようなイメージを抱くでしょうか。

約2世紀半にわたった江戸時代は、文字どおり泰平の世。経済の

発展により町は活気にあふれ、人々は暮らしを楽しんでいました。

 豊かな暮らしのなかで「いき」という独特の美意識が生まれ、

庶民の間に装いや遊びの文化が育まれたのもこの時代です。

とりわけ女性の着物や装飾品、化粧、髪型などの分野では

遊郭の女性や歌舞伎役者をリーダーに洗練が進み、後の時代にも

影響を及ぼす個性的な展開がみられるといえるでしょう。

こうした様子を今に伝えるのが、江戸の庶民文化から生まれた浮世絵です。

浮世絵は「浮世」つまり現世をあらわした絵画のこと。

この浮世絵細見では、浮世絵に描かれた女性や風俗を手掛かりに

女性たちの装いへのこだわりや興味関心を、実際の着物や化粧道具、

装飾品を通してさぐってゆくとともに、当時人気の娯楽や四季の

楽しみについても、役者絵や風景画、生活用品などから幅広く紹介

されております。

江戸時代の装いや暮らしの楽しみ、ちょっとのぞいてみませんか。

【浮世絵細見パンフレットより】

いかがでしょうか?これだけの文章を読んだだけでも 覗いてみたくなりますよね。

ということで 急な話なのですが みんなで 美術館に行くことに なりました。

日時   3月 2日 (水)  10:30~

観覧料 590円

 予約しておりますので、特別に別室にて 学芸員の方に 江戸時代の

奢侈禁止令などを交えて 講和をしていただけることになりました。

参加希望者は学院まで ご連絡ください。 

2011年02月09日

雪まつり?

札幌に住んでいながら、雪まつりが何時から始まるのか

どんなイベントが行われているのか、まったく分かりません。

昨夜 久しぶりに 町に出て、あまりの人・人・・・・にビックリ!!

ああそうか 雪まつり・・・・・・

023025  雪まつり会場の

大通り公園から一本

入った通りと

大雪像の人ごみとは 違い 静かな 氷像・・・・・・・と

人ごみをさけて通る 私でした・・・・(;一_一)

2011年02月08日

ゆずすこ & カツカレー棒

昨日はお生徒さんの紹介ではじめて2種類の食品に出会い

味わいました。 

一つめは 「ゆずすこ」?

お生徒さんとのお食事会の時に話題にでた「ゆずすこ」

話が盛り上がり、さっそくお取り寄せしたと言って、昨日学院に

持ってきてくださいました。

021種類は3種類「ゆずすこ」「しょうがすこ」「ゆずすこ(情熱の赤)

さっそく カツカレー棒に振りかけて 試食・・・・最高!!

“ゆずすこ” 誕生秘話

 九州名産ゆずこしょう。そのゆずこしょうを世界中の

                皆さまに手軽に楽しんでもらうにはどうしたら

よいだろうか? 「そうだ 液体にして見よう」 そこで名前の由来となった

ず皮、お酢、こしょう(九州では唐辛子のことです)を絶妙のバランスで

混ぜ合わせ「ゆずすこ」が誕生しました。

ゆずの香りとピリッとした辛さが特徴です。和食、洋食、中華等色々な

料理に合う新感覚辛味調味料です。一度お試ししてみてはいかがでしょう・・・・

「カツカレー棒」

022  023ケンミンショーでとり上げられたという

 玉藤のカツカレー棒

 昨日、玉藤で働いている

 お生徒さんが30%引きの

割引券をもって来て、カツカレー棒を教えてくれました。

新し物好きの私にとっては・・・・・・早速 ツルツル路面で ノロノロ運転にも

かかわらず ゲット。  スナック感覚で 気分まで若者になったよう(^-^)

いつも お生徒さんのおかげで 珍しい・おいしいものをいただけ感謝して

おります。

2011年02月07日

遭難?

外はすごい荒れもようなのに、学院の和室はすごいにぎわい。

今日はまゆの会で 沢山の方々が 袴のおけいこに来ております。

私は 午前中、札幌の外れの東区でも ずっと奥の方にある中沼に

おけいこに行ってきました。久しぶりにおけいこができてルンルン気分

だったのですが、あいにくのお天気。中沼なので覚悟はしていましたが

行きはよいよい 帰りは・・・・・・・

すごい吹雪で 正面から吹き付けられ、下を向いて前に進むので

なんども雪山に 突っ込み遭難しそう・・・・・・

ようやくバス停までたどり着いたものの

車のライトも見えない状態なので、そばにバスが来るまで分からず

着物を着た雪だるま状態・・・・・・(;一_一)

昔はこんなことは冬は当たり前だったのに、ここしばらくおけいこにも

あまり出てなかったので、すっかり忘れておりました。

改めて初心に帰れた一日でした。やっぱり おけいこできるお生徒さんが

いるってことは しあわせなことなんですね。

どなたか おけいこして見たい方はいらっしゃいませんか?

2011年02月05日

公開講座 第2弾 「結城紬」

第1回目の喪についての公開講座が好評につき、第2弾を行うことと

なりました。

第2弾は 国の重要無形文化財にも指定されている「結城紬」についての

お勉強です。いざり機の実演をお見せいたします。

本場結城紬で使用される糸は100%手つむぎ糸使用。

手つむぎ糸とは? その前に 繭とは?

021  蚕は桑の葉を食べて成長し

 八の字を描くように糸を吐き出しながら

 「まゆ」を作っていきます。

 「まゆ」の一つ一つは、すべて一本の

                糸がつながって形成され、短いものでも

1000メートル、長いものは1500メートルにもなります。

 この「まゆ」を煮て、指先でひろげ5~6粒を重ね所定の

袋状にして真綿をつくります。

020   できた「真綿」を「つくし」という

 糸取り道具にからませ、指先で

 引き出したものを「手紬糸」といいます。

 この糸を使用する本場結城紬は

                「軽く」「あたたかく」「丈夫」が特徴であり

科学的にも実証されています。

「糸つむぎ」は重要無形文化財指定三工程の一工程です。

2011年02月04日

鬼は内、福も内

昨日は豆まきをしましたか?恵方巻きを丸かじりしましたか。

「鬼は外 福は内」という豆まきの口上は一般的ですが、所によって

「鬼は内 福も内」と、鬼を呼び込む風習もみられます。

節分は鬼の多面的な性格から、鬼を追い出す儀式と鬼を

迎える儀式に別れたようです。

福鬼行事としては、京都の八坂神社のものが有名です。

中国の伝説の神山、仙人が住むという蓬莱の島から訪れた

鬼の一族が、人々に祝福を与えるという行事です。

鬼は豆で追い払われず、春の使者として迎えられ、豊作を祈り

舞い踊るのだそうです。

秋田県の男鹿半島で有名な「なまはげ」も正月に訪れる“年神”の

ような性格をもっております。異形の扮装をした、訪問者が正月に

家々を訪れ、その家のもてなしを受けます。

冬から春へ、季節が移り変わるその境界線上に訪れて、畏怖と

祝福を与え去ってゆく「神」なのです。

私の愛読書 「しばわんこ」より

2011年02月03日

2月の袴おけいこ日

2月も もう3日になってしまいました。

2月の学院行事はこれといって大きなイベントはありません。

3月の卒業式に向けてびっしり 袴の練習が入ってきます。

まゆの会の復習日以外でも 練習日を設けておりますので

ご参加ください。3月は卒業式での実践の場がたくさんあります。

袴の練習日

5日(土) 13:00~16:00

7日(月) 10:00~15:00

16日(水)10:00~15:00

19日(土)13:00~16:00

21日(月)10:00~15:00

26日(土)13:00~16:00

3月26日(土)創作帯結びの会があります。今から予定に入れて

おいてくださいね(*^_^*)

2011年02月02日

節分

昨日の吹雪が嘘のように今日の札幌は快晴です。

明日は 節分ですね。皆さまのところは豆まきには落花生?それとも大豆?

我が家は小さい時から落花生です。小さい時は、落花生の先を少し割り

そこに1円・5円と書いた小さな紙を挟んで豆まきをしました。

拾った豆の中に白い紙が挟まっていると、飛び上がって喜んだものでした。

皆さまの節分の思い出は?

最近では節分というと 豆まきより恵方巻きの方が・・・・・・・?

ところで、節分とは?

「季かれ目」の意味で四季の変わり目で立春・立夏・立秋・立冬の

前日をいいます。今は冬の節分(立春の前日)のみが雑節として残っています。

この時を1年の境と考えた時期があり大晦日と同じような年越の行事が

行われました。近年では柊の枝に鰯の頭を刺したものを戸口に挟み

邪気を避けることや、豆をまいて悪鬼を払う行事が行われ、これは

追儺(ついな)といって朝廷の年間行事である大晦日の夜、悪鬼を

追い払う儀式であり鬼遣らい(おにやらい)ともいいます。

柊と鰯は「土佐日記」の元旦の条にも見えます。

「歳時故実大慨」には「節分立春の節の前日となり今宵門戸に鰯の

かしらと柊の枝を挿し邪気を防ぐの表示とし 又炒大豆(いりだいず)を

升の器に入れて それを暗に打ちはやして祝い賀す」とある。

現在では各地にそれぞれの風習があり、神社仏閣では伝統として

追儺の儀式があって多くの人が集まります。

24節季では立春から啓蟄(けいちつ)までを正月節としており

旧暦では立春を一年の初めとした。

節分を「年取り」と呼ぶ地方があり年男が豆をまいたり、年の数だけ

豆を食べるのは春の初めの年取りの行事だからだそです。

家庭では夕方表口から始めて主な部屋から部屋へと「鬼は外、福は内」

と唱えながら豆を拍(う)ちます。