紅花染めは、寒さの最も厳しい時期でないと、あの鮮やかな色が出ないというので
染めはもっぱら真冬の作業になるのだそうです。
春から夏にかけては、紅花の種まき、収穫、間引き、花摘み、そして紅餅作りに
精を出すのだそうです。
○摘み取った花はざるにいれて 流水で冠毛やごみをながします
○花には水溶性の黄色素と、水に溶けない紅色素が含まれているので
水洗いしながら もんで 黄汁(黄色素)のみを流します。そうしてもんでいくうちに
オレンジいろから赤へと色が変わってきます。
○ぬれむしろに挟み2晩くらい発酵させます。
○発酵させたものを、だんご状丸め、むしろの上に並べます。上からむしろを
かぶせ上から踏んで平たい団子にします。
これを直射日光で乾燥させると紅花餅の出来上がりです。
昔はこの紅花餅を作るまでが、山形の紅花農家のしごとであり、出来た紅花餅は
すべて京へ送り、京都で口紅や紅花染めに使用されていました。
ですから紅花染めの染色方法や織る技術を知っている人は、昔から山形には
一人もいなかったようです。
そんな紅花染めの技術を伝える本場の京都でさえも、戦後 技法が途絶えてしまい
長い歴史と伝統ある紅花染め、過去の栄光と、その作品と、名前のみを残して
本当にこの地上から消えてしまったのだそうです(ー_ー)!!
次は 紅花染め・・・・・・・
”紅花餅”興味深いお話です。あの花から何工程も手間隙かけて紅花の素を作るんですね。
現物はきっと見事な真紅なのでしょうね。口紅も紅花を使用してるんですね。
むしろって言葉が懐かしいです。フォーマックで目の粗い越冬用品で見かけるでけです。
数年前に学院で喪服の紋章の意味について教わったことがありました。 身に付けるだけでなく こうして着物に関することを見たり聞いたりするのも 着物に関心もつ人が増えるきっかにになると思います。
しゅむろ村さんへ
いつもコメントありがとうございます。
誰かが ブログを開いてくれていると思うとうれしくなります。
これからも頑張りますので よろしくお願いいたします(*^。^*)
コメントありがとうございます。
昨日の花火大会は お天気に恵まれ最高だったようですね。
今年は 本当に男性の浴衣姿が多いですね。
私は いつも花火大会はPタウンのお店に入っておりますが、そこでも昨夜は
男性の浴衣を買い求める方がたくさんおりました。
買っていって 誰が着せてくれるの?と聞くと みなさん 浴衣ぐらい自分で
着れるでしょと言います。ただ身に着けるのとカッコよく着るのとは大違い。
あまりにも 簡単に考えているので、浴衣姿の男性は たくさん見受けられるのに
みんな 七五三状態(ー_ー)!!
昨夜もたまたま 時間が空いている時に見えた男性に 帯び結びとお腹にタオルを
入れる実演をしてあげました。